九州病害虫研究会 第51巻 目次 英文目次


原著論文

講演要旨(病害)

講演要旨(虫害)



原著論文

原著論文をPDF形式でご覧いただけます。

病害の部
(イネ・ムギ)
福岡県におけるオオムギ網斑病の発生消長と気象条件 …………………………………………菊原賢次……1

(畑作物・野菜)
アルミ蒸着テープおよび防虫ネットがバレイショのPotato Virus Y の感染に及ぼす影響
                           ……………佐山 充・小川哲治・迎田幸博…… 6
イチゴ炭疽病菌(Glomerella cingulata)潜在感染親株の育苗期における再発病と苗への伝染
                          …………稲田 稔・山口純一郎・古田明子……11
雨よけと薬剤体系散布との組み合わせによるイチゴ炭疽病(Glomerella cingulata)の防除
                         …………稲田 稔・山口純一郎・古田明子…… 15

(果樹・花き・その他)
窒素施肥量の多少がカンキツ‘宮内伊予柑’におけるカンキツトリステザウイルスの症状発現に及ぼす影響
                                                                       ……………森田 昭……21
カラタチ台温州ミカン「原口早生」で確認されたカンキツエクソコーティスウイロイド以外のウイロイドに
よる複合感染と樹体への影響
                          ………………………………………………草野成夫・井樋昭宏・.原 実……25
チャ赤焼病の被害許容水準に基づく要防除水準および防除有効水準 …………………………富濱 毅……30 

虫害の部
(畑作物・野菜)
フタテンチビヨコバイの熊本県菊池郡内における分布状況と2004年の発生について
                ……………松村正哉・徳田 誠・遠藤信幸・大畑親一・紙谷聡志……36 
イモゾウムシ卵のエタノール浸漬による人工飼料のバクテリア汚染抑制:卵をファーセレラン水溶液と
ともに飼料に接種した場合 ……………………………………………大野 豪・佐々木智基・小濱継雄……41
イモゾウムシ卵の保管中の明暗条件および保管後のファーセレラン水溶液への浸漬が孵化に及ぼす影響
                                                 ……………大野 豪・佐々木智基・小濱継雄……45
ハスモンヨトウに抵抗性を示すダイズ品種「Bay」
                                            …………………… 遠藤信幸・和田 節・藤條純夫……49
長崎県のジャガイモにおけるアザミウマ類の寄生状況…………………………… 小嶺正敬・松尾和敏……53 
ミカンキイロアザミウマおよびヒラズハナアザミウマ大分個体群のトマト黄化えそウイルス媒介虫率
                                                           ……………岡崎真一郎・櫻井民人……60
シルバーリーフコナジラミに対する防虫ネットの目合いと侵入防止効果との関係
                                                 ……………松浦 明・田村真理子・志摩五月……64
アカメガシワクダアザミウマの発育と繁殖に必要なスジコナマダラメイガ卵量
                                                                 ………柿元一樹・井上栄明……69
3種アザミウマ類に対するミヤコカブリダニの捕食能力
                                         ……………溝辺 真・柏尾具俊・森田茂樹・高木正見……73
施設圃場における寄生蜂コレマンアブラバチAphidius colemani Viereck に対する農薬の影響評価
                                                             ……………井園佳文・飯干浩美……78
ショクガタマバエの成虫と幼虫に対する各種農薬の影響 …………………………織田 拓・柏尾具俊……83
 (果樹・花き・その他)
最近,各地で発見されている侵入害虫ハリエンジュハベリマキタマバエObolodiplosis robiniae
ハエ目:タマバエ科)の分布情報と蛹の形態記載
                                 ……………………………………上地奈美・湯川淳一・薄葉 重……89

講 演 要 旨
病害の部(←クリックすると要旨がご覧いただけます)
大分県におけるチオファネートメチル剤耐性麦類赤かび病菌の初確認
                       ……………吉松英明・大久保裕行・Chung Wen-Hsin・石井英夫・挾間 渉……94
佐賀県における2004年の縞葉枯病の発生について ………………口木文孝・中村宏子・緒方和裕……94 
ジャガイモ疫病防除薬剤の散布間隔を累積降雨量により決定した場合の問題点
           ……………小川哲治・佐山 充・迎田幸博・内川敬介・松尾和敏・善正二郎・川崎修二……95
宮崎県におけるピーマン黒枯病(仮称)の新規発生と防除対策
                                         ……………川越洋二・今村幸久・田村逸美・櫛間義幸……95
平成16年の宮崎県におけるトマト黄化葉巻病(TYLCV)の発生状況 ……………………… 松浦 明……95
促成栽培トマトにおけるバチルス製剤を用いた総合的病害管理 …………………尾松直志・山口卓宏……96
パラグアイで発生が確認されたイチゴペスタロチア病菌の死滅温度
                                                    ……………佐藤俊次・Gregorio Bozzano……96
長崎県のアスパラガスにおける斑点性病害の発生分布と褐斑病に対するアゾキシストロビン水和剤の防除効果
                                             …………………………………内川敬介・松尾和敏……97
メロンえそ斑点病に対する有望薬剤の室内幼苗再検定と圃場試験 ………………松尾和敏・内川敬介……97
インパチエンスネクロティックスポットウイルス(INSV)発生ハウスにおける感染雑草の推移
および感染雑草を摂食させたミカンキイロアザミウマの媒介率
                                             ………奥田 充・河野敏郎・佐幸歌菜・岩波 徹……97 
南九州大学に発生したカナリーヤシ立枯病について ……徳原 隆・八澤直樹・北川義男・尾崎克巳……98 
与論島より分離されたサンセベリア炭そ病菌の病原性ならびに分子系統学による分類
                                         ……………大薗政弘・中村正幸・岩井 久・荒井 啓……98
FISH(Fluorescence in situ Hybridization)法によるErwinia herbicola 及びE. ananas の検出
                                         ……………中西善裕・岡部郁子・星野裕子・松本直幸……98
佐賀県北部山間におけるコオニタビラコうどんこ病(新称)及びハハコグサ菌核病(新称)の発生と薬剤防除
                               ……………稲田 稔・菅原裕一・佐藤幸生・山口純一郎・古田明子…99
ナシ白紋羽病に対する根部風乾処理とフルアジナムSC の秋期潅注処理による防除
                                                   ……………山田一宇・戸田世嗣・土田通彦……99
カキ炭疽病防除剤に対する殺虫剤の混用が耐雨性に及ぼす影響……鈴木広和・井手洋一・田代暢哉……100 
マンゼブ水和剤へのマシン油乳剤混用によるカンキツ黒点病防除効果の向上:メタ・アナリシスによる証明
                                        ……………田代暢哉・井手洋一・衞藤友紀・納富麻子……100 
施設栽培のカンキツ‘不知火’における汚れ果症の発生と対策……井手洋一・田代暢哉・納富麻子……100 
カンキツかいよう病細菌の分離選択培地(XCSM)の改変 ……………………… 尾崎克巳・野田雄太……101
窒素施肥量の多少が‘宮内伊予柑’のウイルス病の症状発現に及ぼす影響 ……………… 森田 昭……101
酵素結合抗体法(ELISA)による温州萎縮ウイルスおよびリンゴステムグルービングウイルスの同時検定
                                                    ……………………… 草野成夫・.原 実……101
カンキツグリーニング病発生地域における罹病地点の分布 ……… 篠原和孝・西本周代・湯田達也……102
カンキツグリーニング病発生地域における罹病樹の確認と現地調査方法 第2報
                                                  ……………湯田達也・篠原和孝・西本周代……102
露地ビワ果実腐敗の発生におよぼす輸送条件の影響 …………… 菅 康弘・宮崎俊英・早田栄一郎……102
奄美群島におけるPWV 病の発生状況及び防除対策 ………………… 徳永太蔵・尾松直志・岩元 久……103
鹿児島大学附属農場で品種保存中のダイジョならびに大分県産ヤマノイモより検出されたポティウイルス
                    ……………武田裕史・寺原亮治・後藤寿教・中村正幸・楊 永紅・岩井 久……103
パッションフルーツウッディネスウイルス−指宿株(PWV-IB)による奄美大島株(PWV-AO)の増殖遅延
                ……………高野 恵・岩井 久・力武美和子・秦 律子・原口みゆき・中村正幸……104
奄美大島本島におけるパッションフルーツウッディネスウイルス(PWV)の多様性
                              ……………希 从芳・寺原亮治・中村正幸・岩井 久・荒井 啓……104
 
虫害の部 (←クリックすると要旨がご覧いただけます)
成虫照射と蛹照射によるアリモドキゾウムシ不妊化虫の虫質比較 …………… 藤川和博・末永 博……105
人工飼料への卵接種法の工夫と飼育容器の通気性の確保によるイモゾウムシの生存率の向上 
                                                ……………大野 豪・佐々木智基・小濱継雄……105 
アリモドキゾウムシ密度抑圧防除に用いた誘引殺虫剤の残効期間の検証  ……大薗正史・藤川和博……105 
アリモドキゾウムシ根絶事業における喜界島本格防除に向けた事前調査 
                      …………樋口康一・時村金愛・藤川和博・大薗正史・里島伸司・末永 博……106 
フタテンチビヨコバイの熊本県菊池郡内における分布状況と2004年の発生について 
                              ……………松村正哉・徳田 誠・遠藤信幸・大畑親一・紙谷聡志……106 
山口県におけるハスモンヨトウフェロモントラップの誘殺特性 
                                      ……………本田善之・畑中 猛・山本顕司・殿河内寿子……106 
鹿児島県におけるハスモンヨトウのフェロモントラップ誘殺数と作物被害との関係 
                                                  ……………上門隆洋・福田 健・嶽崎 研……107 
ハスモンヨトウの移動は寄生蜂からのエスケープである ……………………… 藤條純夫・村田未果……107 
餌によるハスモンヨトウの発育と繁殖特性の差違……井藤麻未・坂巻祥孝・津田勝男・櫛下町鉦敏……108 
鹿児島県におけるコスカシバ合成性フェロモンの検討2 
         ……………山A尋晶・中 秀司・竹村 薫・松田 浩・坂巻祥孝・津田勝男・櫛下町鉦敏……108 
交信攪乱剤コンフューザーV の対象鱗翅目害虫に対する防除効果試験 3.キャベツおよびハクサイ地帯で 
の10ha 処理による防除効果………………………………………… 福田 健・原田朗男・松永禎史……108  
ホソヘリカメムシ集合フェロモンの異なる成分比に対するカメムシ類の反応 
                                        ……………遠藤信幸・和田 節・水谷信夫・守屋成一……109 
九州におけるミナミアオカメムシNezara viridula(カメムシ目:カメムシ科)の北上 
                              ……………湯川淳一・上地奈美・山口大輔・紙谷聡志・行徳直久……109  
ミナミアオカメムシ成虫に対する各種薬剤の殺虫効果2.各種粉剤の稲体散布による吸汁阻止効果 
                                      ………………杉村和実・松井 有・野中耕次・田村逸美……110 
アルファルファタコゾウムシ導入寄生蜂の探索行動に及ぼす植物の影響 
                            ……………上野高敏・高木正見・奥村正美・白石昭徳・菖蒲めぐみ……110 
アルファルファタコゾウムシの越夏成虫トラップの開発……………西岡稔彦・嶽崎 研・末永 博……110 
鹿児島県におけるウラナミシジミによるソラマメへの加害実態 
                                      ……………松田洋介・坂巻祥孝・津田勝男・櫛下町鉦敏……111 
長崎県のジャガイモにおけるアザミウマ類の発生種と発生消長…………………小嶺正敬・松尾和敏……111 
ネギハモグリバエの発生消長と各種殺虫剤の効果………………………………山村裕一郎・嶽本弘之……112 
カイコを使った近年の農薬試験から…………………………………………………井上栄明・柿元一樹……112 
鹿児島県のハイビスカスにおけるモトジロアザミウマ(仮称)の発生と有効薬剤の検討 
                                                            ……………池田聡子・西岡一也……112 
最近,各地で発見されている侵入害虫ハリエンジュタマバエObolodiplosis robiniae(ハエ目:タマバエ科) 
                                                  ……………上地奈美・湯川淳一・薄葉 重……113 
Beauveria brongniartii 不織布によるハラアカコブカミキリ防除試験 ………大長光純・川端良夫……113 
ハスモンヨトウ核多角体病ウイルスの蛹における増殖 
                                      ……………東 理香・津田勝男・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏……114 
アワヨトウ核多角体病ウイルスのアワヨトウおよび代替宿主に対する病原性 
                             ……………Kouassi G. Lucien・津田勝男・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏……114 
イラクサギンウワバから分離した核多角体病ウイルスの病原性 
                                      ……………岡本侑子・津田勝男・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏……114 
マメノメイガ細胞質多角体病ウイルスの大量増殖法…遅 玉成・津田勝男・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏……115 
昆虫病原菌糸状菌の防除効果に及ぼす資材混用の影響………………河村俊和・和泉勝憲・岩本哲弥……115 
日本産昆虫病原性線虫から単離した共生細菌の殺虫活性の比較 
                                      ……………儀本英二郎・吉賀豊司・吉田睦浩・近藤栄造……115 
ネグサレセンチュウに対するキクの反応と品種間差異………………小松博樹・吉賀豊司・近藤栄造……116 
サツマイモと矮性クロタラリアの混作によるネコブセンチュウ抑制の試み 
                                                  ……………立石 靖・岩堀英晶・佐野善一……116 
ダイズを加害するネコブセンチュウ類とその加害程度………………岩堀英晶・佐野善一・立石 靖……116 
ミカンキジラミ成虫の走行性について……………………………………………………………中田唯文……117 
ミナミトゲヘリカメムシの生活史………………………瑞慶山浩・佐渡山安常・照屋 匡・小松知普……117 
合成集合フェロモンによるチャバネアオカメムシ天敵類の誘引と寄生率の変化 −2000〜2004−
                        ……………………………三代浩二・大平喜男……118
管理方法の異なる温州ミカン園におけるミカンハダニ・ミカンサビダニの季節消長   
                                             …………………神山光子・高橋直樹・高木正見……118 
ハウス栽培下の温州ミカン園におけるアザミウマ類の分布……………………………………堀江宏彰……118 
温州ミカンのアカマルカイガラムシ発生消長と数種の薬剤の殺虫効果 
                                                ……………宮崎俊英・西野敏勝・早田栄一郎……119 
スクリゾウムシの発生生態と防除(続編)  …………………………佐藤公大・増永哲也・嶽本弘之……119 
ビワを加害する数種の未記録害虫  ……………………………………………………………早田栄一郎……120 
大分地域施設イチジク圃場におけるアザミウマ類の発生状況について 
                                      ……………甲斐伸一郎・菊池徳宏・久保田哲・美濃徳明……120  
夏の高温および食餌がチャハマキの発育に与える影響 
                                      ……………柿元佳奈・坂巻祥孝・津田勝男・櫛下町鉦敏……120  
チャノホソガの累代飼育法の確立  ……………………杉谷詩麻・坂巻祥孝・津田勝男・櫛下町鉦敏……121  
低温条件におけるマメハモグリバエの土着寄生蜂Chrysocharis pentheus の繁殖について 
                                                            ……………佐々木史・上野高敏……121  
異なる寄主植物上におけるマメハモグリバエとトマトハモグリバエの特性と種間関係 
                                      ……………田 野飛・坂巻祥孝・津田勝男・櫛下町鉦敏……122  
異なる環境下におけるハモグリバエ群集の経時変化 
                                      ……………原可奈子・坂巻祥孝・津田勝男・櫛下町鉦敏……122  
トマトにおけるシルバーリーフコナジラミの寄生部位……………………………古家 忠・横山 威……122 
種寄主植物がシルバーリーフコナジラミの発育と繁殖に及ぼす影響 
                            ……………柿元一樹・井上栄明・山口卓宏・本多健一郎・矢野栄二……123  
シルバーリーフコナジラミのbiotype 及びタバコ巻葉ウイルスに対する媒介能……………上田重文……123  
大分県ピーマン圃場で採集したアザミウマ類のトマト黄化えそウイルス(TSWV)媒介能力 
                                                          ……………岡崎真一郎・櫻井民人……124  
トマト黄化葉巻病に対する紫外線カットフィルムと防虫ネットの効果 
                                                ……………嶽本弘之・石井貴明・山村裕一郎……124  
アールスメロンの害虫に対する紫外線除去フィルムの防除効果…………………鶴田伸二・金子彰泰……124  
沖縄県の施設スイカ栽培におけるミナミキイロアザミウマの防除法としての蒸込みと陽熱処理 
                                                ……………佐渡山安常・喜納幹雄・與座規克……125  
ショクガタマバエに対する各種農薬の直接的影響と処理葉での残毒期間………織田 拓・柏尾具俊……125  
寄生蜂放飼の事前評価法 −コナガサムライコマユバチの必要放飼数の算出−
                                      ……………浦野 知・安部順一朗・光永貴之・上船雅義……125  
ミナミキイロアザミウマが発生主体の施設ピーマンにおける天敵利用 第3報 
                                                  ……………上室 剛・鎌田 茂・牟田辰朗……126  
シナクダアザミウマの生息環境調査及び各種被食昆虫に対する捕食量調査 
                                      ……………馬場央枝・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏・津田勝男……126  
捕食性天敵シナクダアザミウマに対する代替餌としての花粉等の効果
    ……青木奈美・石躍 弓・柿元一樹・井上栄明・野田隆志・平野耕治・柏尾具俊・櫛下町鉦敏……127  
捕食性天敵シナクダアザミウマの花粉食性を利用した定着性の評価 
  ………石躍 弓・青木奈美・柿元一樹・井上栄明・野田隆志・平野耕治・柏尾具俊・櫛下町鉦敏……127  
ミヤコカブリダニのアザミウマ類幼虫に対する餌密度と捕食量 
                                        ……………溝辺 真・森田茂樹・柏尾具俊・高木正見……128 
ミヤコカブリダニのハダニとアザミウマに対する捕食選好性 
                                        ……………森田茂樹・柏尾具俊・溝辺 真・高木正見……128 
ミヤコカブリダニのイチゴのハダニ類に対する密度抑制効果とチリカブリダニとの競合 
                                                                      ……………柏尾具俊……128  
アスパラガス半促成長期どり栽培におけるアザミウマ類の季節消長 
                                                           ………………………… 小川恭弘……129  
佐賀平坦部野外およびアスパラガス圃場におけるアザミウマ類の種類と発生消長 
                                                ……………近藤知弥・山口純一郎・御厨初子……129