九州病害虫研究会 第48巻 目次


原著論文

講演要旨(病害)

講演要旨(虫害)


原著論文

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病害の部
(イネ・ムギ)
飼料イネ品種における温湯種子消毒・・・・・中島 隆・平野 清

オオムギ網班病による穂の褐変と感染子実の検出法・・・・・菊原賢次・中村利宣

オオムギ網班病に対する薬剤試験が収量と子実の感染に及ぼす影響・・・・・菊原賢次・中村利宣

 

(畑作物・野菜)
サトウキビ側枝苗におけるサトウキビ黒穂病菌の検出・・・・・杉澤 武・奥田 充・花田 薫・中里 工

ジャガイモそうか病の発生に及ぼす硫黄資材の効果・・・・・仲川晃生・高木道信・菅 康弘・中村吉秀・迎田幸博

暖地二期作条件下における紙筒移植栽培によるジャガイモそうか病防除効果・・・・・仲川晃生・菅 康弘・迎田幸博

PCR-マイクロプレート・ハイブリダイゼーション法によるメロン黄化えそウイルス(MYSV)の検出・・・・・下元祥史・佐藤仁敏・畑谷達児・早野由里子・眞岡哲夫

佐賀県におけるアスパラガス褐斑病の発生・・・・・古田明子・山口純一郎・口木文孝・脇部秀彦

鹿児島県東串良町におけるルーピンの裸地化要因・・・・・福永 求・西岡稔彦

ソリダゴさび病(新称)の発生・・・・・尾松直志・鳥越博明

非親和性がんしゅ病菌のビワ葉への継代接種によるする病原性の獲得・・・・・森田 昭

rDNAのRFLP分析によるタバコ赤星病菌の個体群構造・・・・・ 草場基章・大石 恵・椿井裕介・八重樫博志

虫害の部
(イネ・ムギ)
熊本県におけるカメムシ類による斑点米発生と気象要因との関係・・・・・杉浦直幸・古賀成司・鈴木芳人

苗箱処理したフィプロニル粒剤のコブノメイガに対する有効期間とその後の防除効果・・・・・菖蒲信一郎・御厨初子・山口純一郎

 

(畑作物・野菜)
線虫抵抗性原料用サツマイモとの輪作による青果用サツマイモのネコブセンチュウ密度抑制・・・・・福永 求・岩堀英晶

ダイズ育成系統九系279のハスモンヨトウとダイズカメムシ類に対する品種特性・・・・・遠藤信幸・和田 節・水谷信夫・高橋将一

寄主植物に対するトマトハモグリバエの選好性・・・・・樋口聡志・古閑三恵・鶴田伸二・行徳 裕・古賀成司

 

(果樹・花き・その他)
チャバネアオカメムシ合成集合フェロモンによる天敵類の誘引・・・・・三代浩二・大平喜男

桑園におけるカンザワハダニおよび捕食性天敵類の個体群密度の季節的変動・・・・・柿元一樹・松尾幸助・井上栄明・小原直久

講演要旨

病害の部 (←クリックすると要旨がご覧いただけます)

種子島及び沖縄で発生したサトウキビモザイクウイルスのRNA3'末端の塩基配列
田中裕子・酒井淳一・奥田 充・花田 薫


熊本県のえそ症状を呈するトマト果実から分離されたTMVの諸性質
酒井淳一・森山美穂・花田 薫


宮崎県におけるトマト黄化葉巻病の発生について
川越洋二・中岡直士・今村幸久・三浦猛夫


Tomato yellow leaf curl virusのKit利用による遺伝子診断
内川敬介

メロン黄化えそウイルス(MYSV)の高感度検出法の開発
下元祥史・佐藤仁敏・畑谷達児・早野由里子・眞岡哲夫

九州産カブモザイクウイルスの分子系統学的解析
篠原寿生・大島一里

熊本県及び福岡県の栽培ランに発生したORSVについて
石井貴明・嶽本弘之・田中裕子・花田薫

キク無病徴苗からのTSWVの検出
中堀裕二・石井貴明・吉永文浩・國武孝浩

スモモ黄果病樹から新たに見いだされたホップ矮化ウイロイド・スモモ系の変異株
草野成夫・井樋昭宏

カンキツ‘太田ポンカン’の生育,果実品質に及ぼす台木およびウイルス・ウイロイドの影響
井樋昭宏・草野成夫

TaqMan real-time RT-PCRによるカンキツエクソコーティスウイロイド(CEVd)の高感度検出と,鉢植ラフレモン樹における試料採集部位別のCEVd濃度定量
伊藤隆男・井上 豊・伊藤 伝

Nested-PCRによるカンキツグリーニング病検定精度の向上
大貫正俊・河辺邦正・那須奏美・高江洲和子

石垣島で発生したバナナバンチートップウイルス病
河辺邦正・高橋 健・酒井淳一・花田 薫・大貫正俊

マンゴー果実および葉から分離されたColletotrichum 属菌について
田場聡・高江洲和子・大城篤・諸見里善一・澤岻哲也

ピーマン立枯病の防除法の検討
今村幸久・川越洋二・永井浩幸・塘俊一・三浦猛夫

トマトに発生したPseudomonas cichorii 類似細菌による病害について
國武孝浩・草野成夫・白川隆・吉永文浩・中堀裕二

イネ苗立枯細菌病菌の田面水中における分布について(第2報)
宮川久義・井上博喜

佐賀県西北部地域における葉イモチの多発事例について
口木文孝・脇部秀彦・市丸喜久・山口純一郎

新ケイ酸資材のイネいもち病抵抗性増強効果
中島隆・藤田佳克・平八重一之

STS化分子マーカによるイネいもち病菌の効率的検出法
平八重一之・藤本知子・中島隆

オオムギ網斑病菌による穂の発病と防除薬剤
菊原賢次・中村利宣

サトウキビ側枝苗におけるサトウキビ黒穂病の検出
杉澤武・奥田充・花田薫・中里工

奄美群島におけるソリダゴさび病の発生
尾松直志・鳥越博明

佐賀県におけるアスパラガス褐斑病の発生について
古田明子・山口純一郎・口木文孝・脇部秀彦

ビワ灰斑病のベンズイミダゾール系薬剤耐性の防除対策
小嶺正敬・中畝良二

チオファネートメチル耐性タマネギ灰色腐敗病菌の発生と防除薬剤
山口純一郎・御厨初子・松崎正文

ニガウリつる割病(新称)の発生
金城衣恵・大城篤・上原勝江

ヤシ殻炭微生物資材施用によるユウガオ台木スイカつる割病の防除
鍛治原寛・角田佳則・坂井崇人・小橋口慎哉・小林紀彦・福原宏行

土壌から分離された糸状菌の圃場間の差異
西村範夫

虫害の部 (←クリックすると要旨がご覧いただけます)

大豆害虫の簡易発生予察調査方法について
梶原孝樹・江藤博文・小林修司・仲  冽

フェロモントラップ誘殺数を用いたハスモンヨトウの野外密度の予測
大山知泰・和田 節 

ダイズ育成系統九系279のハスモンヨトウとダイズカメムシ類に対する品種特性
遠藤信幸・和田 節・水谷信夫・高橋将一

佐賀県におけるハスモンヨトウ抵抗性ダイズ育成系統九系279の大豆害虫に対する実用評価
御厨初子・菖蒲信一郎

ハスモンヨトウにみられる飛翔および繁殖に関する諸特性の変異
坂本里枝・松木博之・村田未果・藤條純夫

九州におけるアルファルファタコゾウムシ各系統の分布状況
鍬田龍星・山口大輔・湯川淳一

アルファルファタコゾウムシの発生量とレンゲの初期成育量との関係
末永 博・西岡稔彦・田中 章

レンゲ開花期におけるアルファルファタコゾウムシの被害調査
西岡稔彦・末永 博・田中 章

餌と温度がウスコカクモンハマキの発育に及ぼす影響
鈴山宏治・神嵜保成・櫛下町鉦敏

各種植物がナカジロシタバの摂食と成育に及ぼす影響
東中祐枝・井上栄明・小原直久・津田勝男・櫛下町鉦敏

カボスを用いたフジコナカイガラムシの飼育法
井上良平・堤 隆文・手柴真弓・高木正見

施設栽培バラで発生したバラハオレタマバエの地理的変異と分類学的地位
徳田 誠・湯川淳一

佐賀県の施設キクにおけるカスミカメムシ類による被害
中村宏子・太田政隆・口木文孝・脇部秀彦

施設トマトにおけるタバコカスミカメの被害
山口卓宏・野島秀伸・安永智秀

ミカンキイロアザミウマの促成栽培ピーマンでの被害とその防除
林川修二

長崎県におけるチャノホソガの発生消長と防除法
渕 通則

アリモドキゾウムシのサツマイモ飼育 1.飼育容器内湿度が生育に及ぼす影響
村上昭人・小濱継雄・祖慶良尚・山岸正明

後期加温型ウンシュウミカン施設におけるミカンネコナカイガラムシの発生消長とDCIP乳剤に対する感受性
善 正二郎・陣内宏亮・山口正洋

温州ミカンにおけるJAS法で定められた有機栽培基準に基づいた防除体系の確立 (1)病害虫の発生状況および経営的評価
衞藤友紀・井手洋一・田代暢哉

温州ミカンにおけるJAS法で定められた有機栽培基準に基づいた防除体系の確立 (2)消費者および生産者の有機栽培ミカンに対する意識調査
井手洋一・衞藤友紀・田代暢哉

連・輪作およびPasteuria penetrans によるサツマイモのネコブセンチュウ害抑制 [.D-D剤併用処理後の効果
立石 靖・佐野善一

九州・沖縄地域におけるニセフクロセンチュウ有性生殖個体群および単為生殖個体群の地理的分布
岩堀英晶・佐野善一

線虫抵抗性原料用サツマイモとの輪作による青果用サツマイモのネコブセンチュウ密度抑制
福永 求・岩堀英晶

マメノメイガの生態と人工飼料
遅 玉成・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏

トマトハモグリバエの薬剤感受性
大久保孝志・殿河内寿子・本田善之・畑中 猛・河村俊和・浜畑義明・山本顕司・和泉勝憲

温湯浸漬によるカンザワハダニの殺虫法の検討
柏尾具俊・中島規子

ハス田に発生するスクミリンゴガイに対するコイの密度抑制効果 
本田善之・畑中 猛・山本顕司・大久保孝志・殿河内寿子

代替餌を利用した直播水稲におけるスクミリンゴガイの食害回避
遊佐陽一・和田 節

カンキツ園の光反射シートマルチによる果樹カメムシ類の果実吸汁阻害効果
大平喜男・三代浩二・新井朋徳

土壌くん蒸剤クロルピクリン・D-D剤が土壌中の節足動物に及ぼす影響
遠藤正造・安田耕司・一澤 圭・小原裕三・堀尾 剛・大津和久・石原 悟

各種薬剤のワタヘリクロノメイガに対する殺虫効果と薬剤感受性
行徳 裕・横山 威

フィプロニル剤のコブノメイガに対する残効期間の検討
菖蒲信一郎・御厨初子・山口純一郎

宮崎県の早期水稲におけるネオニコチノイド系粒剤の本田期処理による斑点米発生抑制効果
杉村和実・阿万暢彦・三浦猛夫

斑点米カメムシに対する出穂期粒剤処理の防除効果
河村俊和・和泉勝憲・寺戸宏一

ヒメハナカメムシ類3種の産卵特性
松尾幸助・柿元一樹・井上栄明・櫛下町鉦敏

異なる温度条件下におけるAphelinus varipesA. gossypii の発育と産卵について
徐 環李・柏尾具俊

ウスコカクモンハマキのコカクモンハマキ顆粒病ウイルスに対する感受性
甲斐絢子・津田勝男

長期保存した核多角体病ウイルスの病原性
山下紘平・津田勝男・青木智佐・飯山和弘・河原畑 勇

鱗翅目害虫の交信撹乱剤が卵寄生蜂に及ぼす影響
鹿子木 聡・福田 健・松永禎史・櫛下町鉦敏

チャバネアオカメムシ合成集合フェロモンによる天敵類の誘引
三代浩二・大平喜男

ハスモンヨトウのコマユバチ科の寄生蜂Microplitis manilae の発育特性および寄主ステージ
安藤 健・村田未果・井上良平・藤條純夫

貯穀加害性メイガ類の幼虫寄生蜂シマメイガコマユバチの生活史特性
佐藤政明・高須啓志

促成栽培ナスにおける総合防除の有効性評価
嶽本弘之・山村裕一郎

イチゴにおけるハダニ類の簡易調査法とそれを用いた現地ほ場でのチリカブリダニの利用
上室 剛・和泉勝一

桑園におけるカンザワハダニおよび捕食性天敵類の個体群密度の季節的変動
柿元一樹・松尾幸助・井上栄明・小原 直久

カンムリヒメコバチ Hemiptarsenus varicornis における成虫期の餌の重要性
上野高敏・Giang Ho Thi Thu

アオムシヒラタヒメバチにおける過去の寄主密度と蔵卵数の関係
森 加奈子・上野高敏

ヒメジンガサハナカメムシWollastoniella rotunda の餌選好性―過去の採餌経験の影響―
清水崇行・上船雅義・高木正見・津田みどり

エルヒメハナカメムシOrius laevigatus のミナミキイロアザミウマに対する天敵としての評価
田中嘉人・上船雅義・田頭栄子・高木正見・上野高敏

カキ害虫フジコナカイガラムシの天敵相
手柴真弓・堤 隆文・山中正博

導入天敵Orius laevigatus と土着近縁種との種間交雑可能性
酒井香菜子・上船雅義・田頭栄子・高木正見・上野高敏

熊本県の水田内および水田周辺におけるアカスジカスミカメの空間分布
浦野 知・杉浦直幸・樋口聡志・西口達郎・古賀成司

熊本県の水田内および水田周辺におけるクモヘリカメムシの空間分布とその動態
杉浦直幸・浦野 知・樋口聡志・西口達郎・古賀成司

セジロウンカの密度がトビイロウンカの個体群動態に及ぼす影響
松村正哉・浦野 知