九州病害虫研究会 第50巻 目次 英文目次


原著論文

講演要旨(病害)

講演要旨(虫害)



原著論文

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病害の部

(イネ・ムギ)

MBI-D耐性いもち病菌に対する各種種子消毒剤の防除効果……………宗 和弘・金山正人・山口純一郎……1

西日本における赤かび病自然発生圃場のコムギ試料における粒厚,赤かび粒率およびマイコトキシン汚染度の関係

……………中島 隆・草原典夫・坂田智子・吉田めぐみ……6

(畑作物・野菜)

トマト斑点病防除に有効な薬剤の探索……………前田美沙・古閑三恵・横山 威・古賀成司……10

メロンえそ斑点病の発病時期および発病程度が異なるメロン果実のウイルス汚染度……………松尾和敏……14

(果樹・花き・その他)

長崎県における細菌によるブドウ葉脈腐敗症(仮称)の発生……………森田 昭……19

虫害の部

(イネ・ムギ)

ロータリ耕耘や代かきによるスクミリンゴガイの殺貝効果

……………和田 節・遊佐陽一・市瀬克也・菅野紘男・松村正哉・有村一弘・浦野 知・高橋仁康……23

カタグロミドリカスミカメを放飼した大区画圃場におけるイネウンカ類と捕食性カスミカメ類2種の発生消長

……………中村利宣・松村正哉・浦野 知・徳田 誠……29

フタテンチビヨコバイのイネ幼苗を用いた累代飼育法とトウモロコシ品種のワラビー萎縮症抵抗性簡易検定法

……………松村正哉・徳田 誠……35

(畑作物・野菜)

エタノールによる卵表面処理がイモゾウムシの孵化後の生存・発育に及ぼす影響

……………大野 豪・佐々木智基・浦崎貴美子・小濱継雄……40

未交尾のイモゾウムシ雌成虫の産卵……………榊原充隆……44

カンザワハダニを餌とした場合のミヤコカブリダニの生物特性とイチゴでの放飼効果

……………高田裕司・柏尾具俊……49

ミカンキイロアザミウマFrankliniella occidentalis(Pergande)に対するイチゴの感受性の品種間差異

……………北村登史雄・柏尾具俊……55

ククメリスカブリダニによる施設ピーマンのチャノホコリダニ防除……………溝辺 真・田村逸美……62

施設メロンにおけるワタヘリクロノメイガおよびオオタバコガに対する防虫ネットの被害防止効果

……………行徳 裕・柏尾具俊・横山 威……66

物理的防除法によるトマト黄化葉巻病およびシルバーリーフコナジラミの防除効果

……………小川恭弘・内川敬介……72

(果樹・花き・その他)

我が国の施設栽培バラで発生したバラハオレタマバエContarinia sp.(ハエ目:タマバエ科)

……………徳田 誠・湯川淳一……77

アザミウマ類に対するニセラーゴカブリダニの捕食能力

……………柿元一樹・井口拓士・井上栄明・櫛下町鉦敏……82

九州の茶園における主要3種植物寄生性線虫の調査……………佐藤邦彦・岩堀英晶・佐野善一……88

講演要旨

病害の部 (←クリックすると講演要旨がご覧いただけます)

粒厚選別および比重選別がコムギ赤かび病マイコトキシン低減に有効な根拠

……………中島 隆・草原典夫・坂田智子・吉田めぐみ……95

MBI―D耐性いもち病菌発生圃場における各種薬剤の防除適期の検討

……………宗 和弘・金山正人・山口純一郎……95

九州におけるイネいもち病菌のMBI―D耐性とPot2 rep―PCRによるフィンガープリント解析

……………鈴木文彦・荒井治喜・山口純一郎・中島 隆……96

MBI―D剤耐性いもち病保菌種子における各種種子消毒剤の防除効果

……………山口純一郎・稲田 稔・古田明子・宗 和弘……96

九州地域におけるMBI―D耐性イネいもち病菌の発生動向と種子来歴や防除薬剤との関係

……………荒井治喜・鈴木文彦・中島 隆……96

セジロウンカの加害によってイネ体内に誘導される病害抵抗性佐藤 雅・菅野紘男・中島 隆……97

チャ赤焼病の要防除水準……富濱 毅……97

シマオオタニワタリに発生したくもの巣病(新称)……吉田政博・山口武夫・田中孝幸……97

Ralstonia solanacearumによるゼラニウムおよびマツバボタン青枯病(新称)……尾崎克巳・渡部 洋……98

宮崎県におけるトマト黄化葉巻病(TYLCV)の発生状況及び防除対策

……………松浦 明・田村真理子・川越洋二・野中耕次……98

Dot immuno―binding assay(DIBA)およびTissue print immunoblot(TPI)によるTYLCVの検出

……………石井貴明・嶽本弘之……99

ジャガイモYウイルス塊茎えそ変異株のタバコでの干渉作用

……………小川哲治・佐山 充・中村茂雄・大島一里……99

nit変異イチゴ炭疽病菌(Glomerella cingulata)の作出とその諸性質

……………稲田 稔・古田明子・山口純一郎……100

福岡県で新規に発生したトスポウイルス小田哲嗣・吉永文浩・奥田 充……100

宮崎県のキュウリに発生したトバモウイルス3分離株の性状

……………今村幸久・長田龍太郎・川越洋二・田村逸美……100

Gliocladium製剤によるネギ白絹病の防除中西善裕・尾松直志・牟田辰朗……101

ストロビルリン系薬剤耐性キュウリ褐斑病菌の他系統薬剤に対する感受性

……………古田明子・稲田 稔・山口純一郎……101

ナシ病害の生育初期防除に使用するDMI(ステロール脱メチル化阻害)剤のデータ統合的評価

……………田代暢哉・井手洋一・菅 康弘・小嶺正敬     

山田一宇・宮崎英一郎・大隈 恒・松田 浩……102

健全苗利用によるパッションフルーツウッディネス病の防除……尾松直志・岩井 久……102

長崎県における細菌によるブドウ葉脈腐敗症の発生……森田 昭……102

クリ立枯症のアンケートによる発生実態調査……山田一宇・戸田世嗣……103

ジチアノンに対する皮膚かぶれの回避を目的としたカンキツそうか病の防除法

……………井手洋一・小嶺正敬・高佐和成・後藤 弘・田代暢哉……103

沖縄県大宜味村におけるカンキツグリーニング病(HLB)の発生状況

……………二神和靖・那須奏美・與座規克・瑞慶山浩・大城 篤・高江洲和子……103

カンキツグリーニング病発生地域における罹病樹の確認と現地調査方法……篠原和孝……104

PCR反応の阻害物質がCompetitive PCRによるDNA定量法に与える影響……河辺邦正・大貫正俊……104

LAMP法を利用したカンキツグリーニング病の高感度診断

……………奥田 充・田中裕子・松本光史・Siti Subandiya・岩波 徹……104

TaqMan real―time PCRによるカンキツグリーニング病菌の定量的高感度検出

……………伊藤隆男・伊藤 伝・那須奏美・濱島朗子・高江洲和子・秋田 滋……105

ブドウ晩腐病菌(Colletotrichum acutatum)の選択培地作製と分生子溢出推移……菊原賢次……105

メロンえそ斑点病の発病時期および程度が異なるメロン果実のウイルス汚染度松尾和敏……106

虫害の部 (←クリックすると講演要旨がご覧いただけます)

宮崎県の施設ピーマンにおける天敵利用事例とその課題

……………松井 有・松浦 明・興梠裕美・野中耕次……106

ミナミキイロアザミウマが発生主体の施設ピーマンにおける天敵利用 第2報

……………上室 剛・牟田辰朗……107

施設ピーマンのチャノホコリダニに対するククメリスカブリダニの防除効果

……………溝辺 真・田村逸美……107

数種の天敵を利用した促成栽培パプリカ主要害虫の総合防除の試み……柏尾具俊……107

促成栽培ナスにおけるタイリクヒメハナカメムシを利用したアザミウマ類の防除

……………山口卓宏・柿元一樹……108

タイリクヒメハナカメムシにおける体サイズの変異とそれを決定する要因

……………田中嘉人・酒井香菜子・高木正見・上野高敏……108

多食性捕食者ヒメジンガサハナカメムシの餌選択行動とその適応的意義

……………清水崇行・上船雅義・高木正見・津田みどり……108

鹿児島県におけるウラナミシジミの発生消長……松田洋介・坂巻祥孝・津田勝男・櫛下町鉦敏……109

標識個体を利用した,アルファルファタコゾウムシの越夏期間中の動きの推定

……………山口大輔・賀儀山一平・湯川淳一……109

アルファルファタコゾウムシのレンゲへの被害推移……湯田 達也……110

アルファルファタコゾウムシの耕種的防除技術の開発 1.レンゲの播種時期が被害程度に及ぼす影響

……………西岡稔彦・末永 博・古川貴仁……110

鹿児島県におけるイラクサギンウワバの発生消長と薬剤感受性……福田 健・松永禎史……110

鹿児島県における養蚕と一般作物の農薬使用協調に関する研究と普及

……………井上栄明・牟田辰朗・橋元祥一・中村孝久・宮路克彦・市 和人……111

二期作トウモロコシにワラビー萎縮病を引き起こすフタテンチビヨコバイについて

……………松村正哉・徳田 誠……111

カキノヒメヨコバイのイチゴへの被害と採苗期における発生消長

……………近藤知弥・菖蒲信一郎・御厨初子……112

マメハモグリバエとトマトハモグリバエの幼虫間競争2……田 野飛・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏……112

マメハモグリバエとトマトハモグリバエの種間交尾……高橋真秀・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏……112

シナクダアザミウマの生物的防除資材としての評価 T)シナクダアザミウマの生活史パラメータ

……………柿元一樹・秋嶺みゆき・井上栄明……113

アザミウマ類に対するシナクダアザミウマの生物的防除資材としての評価 U)施設パセリのネギアザミウマに対する密度抑制効果……石山慎一郎・柿元一樹・迫 孝志・上和田秀美・櫛下町鉦敏……113

ネギハモグリバエに対する天敵利用の可能性の検討……山村裕一郎・嶽本弘之・小西和彦……114

ネギハモグリバエ成虫の侵入防止に向けた防虫ネット目合いの検討と現地における実証(第一報)

……………甲斐伸一郎・中野 豊・岡崎真一郎・加藤徳弘……114

防虫ネットを利用した秋冬作メロンにおける鱗翅目害虫の被害防止

……………行徳 裕・柏尾具俊・横山 威……114

小ネギのネギアザミウマに対する各種防虫ネット目合いによる侵入防止効果

……………岡崎真一郎・椎原誠一・安部貞昭・安倍崇博・加藤徳弘……115

物理的防除法の組み合わせによるコナジラミ類およびトマト黄化葉巻病の防除効果

……………小川恭弘・内川敬介……115

ハウス周辺におけるコナジラミ類の誘殺数と気温との関係……古家 忠・横山 威……116

ハゼノキの蕾を加害するハリオタマバエ属(ハエ目:タマバエ科)の一種……上地奈美・湯川淳一……116

山口県におけるバラハオレタマバエの発生消長と薬剤による防除効果

……………河村俊和・和泉勝憲・岩本哲弥……116

バラハオレタマバエの蛹期および成虫期における生態的特性……徳田 誠・増永哲也・佐藤公大……117

鹿児島県におけるカンキツのチャノキイロアザミウマ予察モデルの適合性と防除への利用

……………下津文宏……117

数種のマンゴー害虫を対象とした黄色粘着トラップによる発生調査……佐渡山安常……117

減農薬および放任ミカン園におけるカイガラムシ類の季節消長

……………神山光子・高橋直樹・高木正見・津田みどり……118

果樹カメムシ類防除剤の耐雨性 ―温州ミカン果実,ナシ果実,誘殺ネットでの評価―

……………納富麻子・衞藤友紀・井手洋一・田代暢哉……118

沖縄県におけるミナミトゲヘリカメムシの生態……瑞慶山浩・佐渡山安常・照屋 匡……118

集合フェロモンを利用した果樹カメムシ類の防除の可能性……早田栄一郎・宮崎俊英・中村吉秀……119

チャバネアオカメムシ合成集合フェロモンの設置による天敵寄生率の変化

……………三代浩二・大平喜男……119

鹿児島県におけるコスカシバ合成性フェロモンの検討

……………山崎尋晶・竹村 薫・松田 浩・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏……119

フジコナカイガラムシの捕食寄生蜂フジコナカイガラクロバチの寄主齢選択

……………河野聡子・井上良平・手柴真弓・堤 隆文・高木正見……120

ハスモンヨトウの幼虫寄生蜂Microplitis manilaeの生活史特性……安藤 健・藤條純夫……120

寄生蜂放飼の事後評価法 ―セイヨウコナガチビアメバチ放飼を事例として―

……………浦野 知・松村正哉……120

ハマキガ類の天敵寄生蜂シロテントガリヒメバチにおける寄主適合性:寄主ステージと齢の影響

……………上野高敏……121

コカクモンハマキ3種の顆粒病ウイルスに対する感受性……甲斐絢子・津田勝男……121

ハスモンヨトウ核多角体病ウイルスの増殖方法……東 理香・津田勝男……122

マメノメイガ細胞質多角体病ウイルスの性状……遅 玉成・津田勝男・坂巻祥孝・櫛下町鉦敏……122

マルカメムシから分離したBeauveria bassianaのミナミアオカメムシに対する病原性

……………宇梶ユリ・津田勝男……122

ミナミアオカメムシ成虫に対する各種薬剤の殺虫効果

……………杉村和実・松井 有・野中耕次・田村逸美……123

カタグロミドリカスミカメを放飼した大区画圃場におけるイネウンカ類と捕食性カスミカメ類2種の発生消長

……中村利宣・松村正哉・浦野 知・徳田 誠……123

トビイロウンカの翅型・体色発現に関与する遺伝子の探索

……………濱本 卓・諸岡 直・野田博明・藤條純夫……123

ハスモンヨトウ雄成虫の梅雨時期における海外からの飛来

……………藤條純夫・龍田勝輔・福田 健・松永禎史・高橋明彦・村田未果……124

コブノメイガ発生予察用フェロモンルアーの開発……松永禎史・上室 剛……124

熊本県の早期水稲地域におけるクモヘリカメムシの世代推移……樋口聡志・行徳 裕・横山 威……125

ヒノヒカリにおける4種斑点米カメムシ類の放飼による加害能力……小嶺正敬……125

スピノサド混合箱粒剤の水稲鱗翅目害虫に対する効果……小松正明・栗原 浩・中村元太……125

スタイナーネマ・カルポカプサエ剤(バイオセーフ)によるフェニックスのヤシオオオサゾウムシ防除について

……飯干浩美・徳原 隆・田村光章……126

栽培するサツマイモ品種の違いによるサツマイモネコブセンチュウレース構成の変化

……………佐野善一・岩堀英昌・小宮山公・宮本辰徳……126

春作バレイショと対抗植物を組み合わせた輪作による線虫密度抑制

……………川崎修二・森 清文・岩堀英晶……127

カンザワハダニを餌とした場合のミヤコカブリダニの捕食能力と放飼効果……高田裕司・柏尾具俊……127